晩婚化・非婚化の進行
日本では晩婚化および非婚化が勢いよく進行しています。
国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料によると、死別や離別を除いた未婚者の割合(2005年)は、男性30代が39%、40代が19.6%、女性30代が25.5%、40代が10.2%です。
つまり男性は30代で4割近くの人が独身で40代でも5人に1人は独身、女性は30代の4人に1人以上が独身ということになります。
なお、婚姻率には地域差があり、一般的に地方より都市部の未婚率が高いので、東京では30代男性の未婚者は5割を超えていると言われます。
また、50才時の未婚率(45〜49才と50〜54才未婚率の平均値)を生涯未婚率といい、2005年では男性の生涯未婚率は15.96%、女性の生涯未婚率は7.25%です。
これを1980年と比較すると男性が2.60%⇒15.96%、女性が4.45%⇒7.25%と、4半世紀で特に男性が大幅に上昇していることがわかります。
ところで、2005年の50才以上の全人口における未婚率を計算すると、男性が6.6%、女性が4.3%になります。
これを生涯未婚率と比較してみると、昔はほぼ皆婚に近かったけれど、近年急速に非婚化が進行していることがわかります。
ちなみに平均初婚年齢(2005年)は、男性31.14才、女性29.42才です(1980年の場合、男性28.67才、女性25.11才)。
細かく見れば特に男性が非婚化、女性が晩婚化しいていると言えそうです。
この傾向はこれからもしばらくは変わらないと考えられているので、遅れて女性の未婚率も今後上昇していき、男性並みに近づいていくと推測されます。
晩婚化・非婚化とともに少子化も進行しています。
日本は2006年から事実上人口減少国家となっていますが、これは一人の女性の出産する子供の数が減っているのではなく、晩婚化・非婚化により結婚するカップルが少なくなっているのがその原因です。
