現代の結婚観
昔はそれでも結婚した
一昔前は皆婚時代と言われ、結婚して子供を産み育てるのが当たり前でした。
結婚して家族を養って一人前、結婚できない人(特に男性)にはなんか異常や問題があると、世間からは思われていました。
ただ、結婚スタイルは見合婚が一般的(結婚相手を世話してくれる人がいた)だったので、恋愛経験がなくても結婚することは今ほど難しくありませんでした。
結婚しなくても快適
現在は特に都市部で結婚への周囲のプレッシャーは少なくなり、30過ぎで独身でも世間体はほとんど気にならなくなっています。
電化製品等の進化や外食・流通業の発展によって家事の時間や肉体的負担が激減し、性風俗や自慰産業(AVなど)発達によって性欲処理が簡単になったことで、結婚しなければならない切実な理由が(特に男性に)昔に比べ減っています。
ゲームや情報機器、メディアの発達によって、趣味・嗜好もより個人化・細分化し、マニアックに深化していていることも、結婚意識を妨げている要因と言えます。
格差社会で結婚難
さらに、高度経済成長の終焉とバブル崩壊により、年功序列や終身雇用制度が当たり前ではなくなった結果、同じ会社で長く勤めていれば出世し給料も上がっていくという家計(収入)モデルが崩壊してしまいました。
男性・女性ともに正規雇用(正社員)の割合が減り、非正規雇用(契約社員・派遣・パート・アルバイト)が増加し、ワーキングプアなどのいわゆる二極化現象が進行しているのに対し、女性の上方婚(自分より収入が相当高い相手と結婚することによって、現在より経済的に楽になること)志向が昔よりかえって強くなったため、結婚相手となるべき世代の男性の中で彼女達の理想に叶う人の割合が少ないというミスマッチ状態となっています。
